無財の七施 2 『和顔悦色施(わがんえつじきせ)』

仏教の最も大切な修行として「布施」があります。
「施しは無上の善根なり」と言われております。

施しとは、お金や物などを必要としている人に
心からささげることですが、お金や物が
なくてもできることがあります。

無財の七施 2 『和顔悦色施(わがんえつじきせ)』
「和顔」とは、思いやりのある慈愛のこもった表情
という意味です。

「悦色」とは、喜びが表情として表れていることです。

つまり、思いやりのある喜びに満ち溢れた表情で
人に接すると、相手は心ゆたかになるというものです。

コロナ禍で、殺伐とした雰囲気さえ感じてしまう
今日この頃。
今日一日、『和顔悦色施』を心がけてみませんか?

南無大師遍照金剛
合掌
人生相談ができる太田市の祈祷寺
真言宗 慈明寺

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