無財の七施 6 『床座施(しょうざせ)』

仏教の最も大切な修行として「布施」があります。
「施しは無上の善根なり」と言われております。

施しとは、お金や物などを必要としている人に
心からささげることですが、お金や物が
なくてもできることがあります。

無財の七施 6 『床座施(しょうざせ)』

「床座施」とは席を設ける行為です。
電車やバスなどで、お年寄りや妊婦さん
障害をもった人などに席を譲ることは、
何も持たなくてもできる利他行です。

ご自身にとっても喜びを感じることになるでしょう。

新型コロナウイルス第2波も心配されます。
公共交通機関を利用される場合は、
十分注意して頂くとともに、「床座施」も
ぜひ実践していきたいものです。

南無大師遍照金剛
合掌
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真言宗 慈明寺

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